OSI参照モデルとは
この記事では、OSI参照モデルについて僕が学習したことをつらつら書きます。
どうでもいいと思った項目は好きに飛ばしてください。
どうでもいい話
基本情報技術者試験とかにはバリバリ出てくるけど、中身よくわからんとか、
情報を勉強し始めたときに出てきたけど、正直なんのためにあるか知らんとか、
これって結構最初に出てきて大事なのに、よく知ってる人って少ない感じがしてます。
まあ知らなくても使えちゃいますしね(現に僕も使えてる)
そんな人達のためになったらいいなぁということで書いてます。
一応筆者は基本情報技術者は持ってる(応用は受けたけど受かってるか知らん応用も取る気ではいる)
歴史とか成り立ちとか
OSI参照モデルとは、元々OSIプロトコルという、ISO(国際標準化機構)によって標準化されたネットワークアーキテクチャから来ています。
ネットワークアーキテクチャ:
プロトコルを階層構造で体系化したもの
プロトコルスタックやプロトコルスイートとも呼ばれる
コンピュータ通信が始まった頃、メーカによって独自のネットワークアーキテクチャが乱立しました。
アーキテクチャの異なるネットワークとの通信は困難なため、
「ネットワークアーキテクチャ標準化しようぜ」
という動きに。
そこで登場したのが(大きく分けて)
の2つです。
まあ色々なんやかんやあって、TCP/IPが標準のネットワークアーキテクチャとなりました。
今でもTCP/IPが標準となっており、本もたくさんありますね。
※なんやかんやのところはまた追々。
それでも、OSIの論理モデルが色々を理解するのに優秀だったので、ネットワークの基本モデルとして普及します。
それが「OSI参照モデル」というわけですね。
OSI参照モデルの概要
OSI参照モデルは、7階層に分かれていて、通信機能を理解するのに有用です。
- アプリケーション層 アプリケーション間通信に必要な固有の部分を決めてる(アプリケーション固有の形式等)
- プレゼンテーション層 ネットワーク上で扱うデータの形式を決めてる(文字コードはマシンやOSによって違うけど読めるよね)
- セッション層 通信形式の決定やデータ転送のタイミングを決めてる(トランスポート層にコネクションに関する指示)
- トランスポート層 アプリケーションの識別とデータ品質の保証をしてる(複数ソフト使っててもそれぞれに届くよね)
- ネットワーク層 終端ノード間(End-to-End)の通信を実現してる(IPアドレスとか経路制御とかしてる 一番働き者かも?)
- データリンク層 隣接ノード間(Link-by-Link)の通信を実現してる(具体的な通信手段やフレームの生成、MACアドレス周り)
- 物理層 ビット列と信号との変換、ケーブルとかの規定をしてる
上から「アプセトネデブ」とか言って覚えた記憶があります。
正直、()の中身がほぼその詳細です。
それぞれを規定してるのがプロトコルってことですね。
silmin.hatenablog.com
ちなみに、↑の記事で書いてるHTTPはセッション層、IPはネットワーク層のプロトコルです。
それぞれの層やプロトコルについては、ちゃんと説明する記事を書こうと思ってるので、しばらくお待ちをば。
ググったほうが早そう